おくすりきくかな?

 ちょっと目に付いた記事を。

【6月18日 AFP】現在知られている抗菌薬に耐性を持つ細菌に対し、高い効果が見込める新たな抗生物質が発見されたことが、15日に米学術誌「セル(Cell)」(オンライン版)に発表された論文で明らかになった。

 この抗生物質はイタリアで採取した土のサンプルから発見された微生物によって作られ、「シュードウリジマイシン(pseudouridimycin、PUM)」と命名された。PUMは研究所の実験で20種類の菌の発育を阻害し、特に複数の抗生物質に耐性を持つ連鎖球菌(streptococci)やブドウ球菌(staphylococci)への有効性が確認された。しょうこう熱に感染したマウスの治療にも効果があった。

 PUMは「ポリメラーゼ(polymerase)」と呼ばれる酵素の作用を抑制するものの、同じ酵素を標的に用いられる「リファンピシン(rifampicin)」とは作用が異なる。PUMは現在販売されている抗生物質に比べて、薬剤耐性を引き起こす可能性が10倍低い。

 研究を行った米ニュージャージー(New Jersey)州のラトガース大学(Rutgers University)とイタリアのバイオテクノロジー企業ナイコンス(Naicons)は、3年以内にPUMの臨床試験に着手し10年以内に発売できる可能性があるとしている。また研究者らは、新しい抗生物質を見つける上で土壌微生物は最良の源であることが、PUMの発見によって改めて示されたと述べた。(c)AFP
「新抗生物質「シュードウリジマイシン」、耐性菌に高い効果 研究」(http://www.afpbb.com/articles/-/3132443)



 そもそも抗生物質って何ぞやって思う人はいるだろうし、自分も詳しくはわからないのでちょろっと解説。

・抗生物質って?
 微生物が産生し、ほかの微生物など生体細胞の増殖や機能を阻害する物質の総称の事。
 広義には抗ウィルス剤や抗がん剤も抗生物質に含まれる。
 とある細菌学者がアオカビから世界初の抗生物質を見つけ、その抗生物質にはペニシリンという名前が付けられた。
 実用化されるまでには10年もの歳月を要したものの、実用化された後は抗生物質を用いた様々な抗菌薬が開発され、世界の医療技術は一気に進んだ。
 また、抗生物質の発見・実用化により、結核は不治の病ではなくなったとされている。

 このように、抗生物質は現代において医療の要石のひとつとされている。
 で、薬が進化すれば菌も進化するのは当然の事で、抗生物質が効かない菌というのが出てきてしまった。
 今回はその、抗生物質が効かない菌に対しても効果がある抗生物質を発見したというのが、今回の話である。

 今回の抗生物質はカビではなく、土の中の微生物から発見されたという。
 重度の炎症を起こしたり敗血病を起こしたりする連鎖球菌、骨髄炎や食中毒を起こすブドウ球菌等の、複数の抗生物質に耐性を持つ菌にも効いたようだ。

 抗生物質を発見した研究会は、3年以内に臨床実験に入り、10年以内に販売に踏み入りたいと語っており、10年というのはおおよそ実用的な歳月なのだろう。

 この抗生物質の発見によって、不治の病が減ってくれる事を祈るばかりです。
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